1歳児未満がはちみつを食べるとダメな理由とは?ボツリヌス菌って?

1歳に満たない乳幼児にハチミツを与えてはいけないという話を耳にした経験はありませんか?

お子様がいる家庭にとっては常識になりつつありますが、未だに料理検索アプリなどで誤ったレシピ情報を見てしまい乳幼児に蜂蜜を与えてしまった事故などのニュースも入ってきます。

ところで、どうして乳幼児に蜂蜜を与えてはいけないか、理由まで正確に答えられるママさんは少ないのではないでしょうか?

本記事では、1歳未満のお子様に蜂蜜を与えてはいけない理由と「ボツリヌス菌」について紹介します。

【参考記事:農林水産省 養蜂について http://www.maff.go.jp/j/chikusan/kikaku/lin/sonota/bee.html】

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目次

ボツリヌス菌とは?

ボツリヌス菌とは食中毒を引き起こす小さな細菌で、市販の蜂蜜に含まれている場合もあります。

症状としては、食後8~36時間に嘔吐や下痢をはじめ、ひどくなると呼吸困難になり死に至る場合もあります。

また、乳幼児の場合、乳児の腸内菌がまだまだ成長途中のためボツリヌス菌による感染に対する抵抗力が弱く、乳児ボツリヌス症にかかってしまうと考えられています。

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2018年2月14日

乳児ボツリヌス症とは?

がんこな便秘、乳の吸い方が弱い、泣き声が弱い、無表情、首と手足の筋力が落ちるなどの症状のほか、重症化すると死亡事故も発生しています。

2017年3月には東京都足立区で生後6ヶ月の乳児の離乳食やジュースに蜂蜜を混ぜて与えた結果、乳児ボツリヌス症による死亡事故が発生しました。1986年以降、全国で36例報告されている中での初めての死亡事故であったため、農林水産省から注意喚起の通達がなされています。

ボツリヌス症の原因になる食べ物は?

自家製の缶詰や瓶詰めなど、長期保存されるケースが多い食品がボツリヌス菌の感染源になりやすいと考えられています。

海外ではソーセージやハムといった肉加工品も原因になっている報告があるようです。

乳児ボツリヌス症の主原因としては蜂蜜が報告されています。その他にも自家用の井戸水や自家製の野菜スープが原因とされる症例も報告されています。

ボツリヌス菌による食中毒を防ぐためには?

しっかりと食品を加熱することが大事とされます。また、乳幼児には絶対に蜂蜜を与えないようにしましょう。

加熱時間や温度にも注意する必要があります。120℃で4分もしくは100℃で360分以上の加熱をしなければ菌は完全に死滅してはくれません。

また、土の中にも菌が含まれているので、野菜などはしっかりと水洗いをして使いましょう。

酸素がない場所でも菌は増殖するので真空パックのものや缶詰が膨張が確認されるほか、異臭がする時は食べないように心がけましょう。

甘くて美味しい蜂蜜ですが、1歳未満の乳幼児には決して与えないようにしてくださいね。